現場で使える!MRのためのコミュニケーション術

こんにちは、複業MRのたかくんです。

MRとして働くにあたって、営業の本や自己啓発本などを読んできましたが、そんななかで実践で使えるコミュニケーションがふんだんに学べる本を紹介します。

それが『大人になってからもう一度受けたいコミュニケーションの授業/中谷彰宏』
です。

5年以上前(2009年)の発売となってますが、コミュニケーション術として今でもバリバリ使える内容が満載なので、特にMRには買いの一冊です。

MRとして使えるコミュニケーション術

では早速内容を抜粋しながらMRとして使えるコミュニケーション術を紹介します。

「聞き手になる」=「受身になる」ということではない

営業の基本として自分が話すより、相手から話を聞きだすことが重要だと言われています。自分ばかり話してても押し売りになっちゃいますからね。

そのために、いろいろと質問をすることが大事ですが、話を聞く上で「聞き手=受身ではない」という気持ちは大事。

言い換えれば「攻めの聞き手」。こっちが誘導したほうに導くように質問がてきるようになればプロですね。インタビュアーとかはそうなのかな?

「偉い人に会ったら緊張する」という人は、実は相手によって態度を変えています。偉くない人に対しては、いいかげんに話しています。「大切なお客様や上司には話しがしにくいけど、どうでもいい人だったらいくらでも話せます」というのは、相手をバカにしすぎです。

こういう考え方は今までしたことがなく、新鮮な切り口でした。

たまにMRでも、病院のスタッフさんとドクターに対する態度が違う人っています。

そういうMRは、大抵、スタッフさんからドクターに筒抜けで、信用してもらえませんが…「相手によって態度を変える」と、一貫性がなくて信頼もなくすので気を付けないといけませんね。

ここからはドクターの面談などでも実際に使えるトーク例です。

「お勧めの映画を教えてください」より、「○○が面白かった」と言うほうが教えてもらえる

これは、「教えてください」と言われてもその人の趣味や嗜好がわからないと教えようという気持ちも起きないということ。

答えが広すぎる、答えに困るってやつですね。

まずは自分から発信して、自己開示していくこと。

MRとしても、いきなり「教えてください!」と言うとたいした話を聞けないことが多いので、まずは自分の考え方を述べてから、相手の意見を聞く、これが話を聞きだすポイント。

「○○を教えてください」より、「○○を学びました」と言うほうが教えてもらえる

上記と同じですね。まずは自己開示。

「このワインどう?」と聞かれたときに、まず、好きか嫌いか結論をきちんと言うことが大切です。
そこで結論を後回しにしてうんちくをグズグズ語る人は、コミュニケーションが苦手な人です。

あーいるいる!ってのがこの文を読んだ感想です。

自分の知識をひけらかす様にグズグズ語るMRがぼくの周りにもいます。

まずは結論を言って、そのあと具体的な感想を述べる。グルメレポートなんかはまさにその典型ですね。

まず「おいしい!」と伝えて、そのあと云々かぬん伝える。

MRとして、データの紹介でもまずは結論から伝えるというのが基本ですが、それができない人も多い!自分も気をつけよう。

聞いている人は、話の中身はあまり聞いていません。
その人が楽しそうに語っているか暗く語っているか、雰囲気で判断します。
プレゼンも話の中身ではなく、話しのムードで決まります。

これは大いにあります!しかもすぐ実践できるので、普段からの意識が大事!

MRはプレゼンの機会も多いので、その雰囲気も意識すべきですね。

ということで、MRのコミュニケーション術を紹介してみました。少しでもお役に立てれば幸いです。