あなたは、履歴書に書ける資格をどれぐらい持っていますか?
資格の欄がびっちり埋まるような資格マニアっていますよね。学生の頃、僕の知り合いにもいました。
僕も一時期、将来の不安から取れる資格は取っておこうと思ったことがあります。
それで、考えたのが、受ければ合格するような、取得が簡単な資格。
でも、結局そういう資格って意味ないんですよね。就職活動の際も転職の際も、資格の欄を埋めるためだけの資格なんて、役に立ちません。
面接担当者から見向きもされない。まぁ、空欄より埋まってるほうがいいとは思いますが、
なぜその資格を取ったのか?
その資格をどう生かせるのか?
という、バックグラウンドが説明できなければ、自分としての統一感というか一貫性に欠けます。
資格の客観的価値
「これぐらい頑張らなければ合格できない」ということが測れる
メジャーな資格であれば、努力したってことが伝えられます。
ただ、聞いたこともない資格なんて、客観的にどれぐらいの価値があるかなんてわかりません。
あとは、多くの人がもっているようなもの(車の免許など)もほぼ価値はありません。(運転が必要な仕事は別ですが、持ってて当然と捉えられるでしょう)
ちなみに、僕は一時期いろいろ資格を取りましたが、就活中に質問されたのは簿記2級ぐらいです…
なんのために、あんなに欄を埋めたんだか…虚しくなりましたが、当然ですよね。ほとんど付け焼刃みたいなものですから。
逆に、簿記検定などは客観的にわかりやすいですが、それなりの勉強が必要です。それだけは僕も、かなりの勉強しました。
努力と差別化
『行く価値のある場所には近道などひとつもない』
これは、「わたしはわたし。そのままを受け止めてくれるか、さもなければ放っといて。」
という本に書いてあった言葉です。
まさに、この言葉通りで、誰でも簡単に取得できるスキルは、差別化にはならないんです。
そこに辿り着くまでが困難だからこそ、差別化に繋がるわけです。
小手先だけの技術を身に付けるのではなく、しっかりと自分の軸になるようなものを勉強したほうが長期的にみて差別化に繋がります。
これは、何も資格だけの話ではなく、ネットビジネスでも、マーケティングやコピーライティングなどは勉強することで、差別化に繋がります。
ただし!
努力は一定以上継続しなければ、差別化には繋がりません。
資格でも努力しても合格しなければ意味がないですからね。
ちなみに、下の図は僕が考えた努力量と差別化のイメージです。努力は一定以上しないと差別化に繋がっていきません。中途半端な努力が一番もったいないですね。やるからには継続してやりましょう!