こんにちは、現役MRのたかくんです。
ぼくはMRとして働いていて「こんなに恵まれた仕事は他にないんじゃないかな?」と日々実感してます。
だからこそ、こうしてサイトでMRについて情報発信をして、少しでもMRについて知ってもらいたいと思ってます。
それと同時に、MRになりたい!と思ってもらえる方が増えることを願ってます。
ただ逆に2017年ごろからMRから別の職業へ転職する人も増えてきました。
そこで今回はMRになりたい!という方と、MRから転職したい!という方のために、
どんな人がMRに向いているのか?
逆にMRに向いていない人はどんな人なのか?
MRから転職先とは?
MRのサボりの実態…
必要な資格、おすすめの転職サイトなどを紹介します。
MRにないたい!という人へ「MRに向いている人とは?」
はじめに、MRに向いている人についてですが、ざっとまとめると……
- 向上心がある
- 自己管理能力がある
- 空気が読める
- 医療に携わっているという気持ちがある
- あくまでも営業という仕事だと割り切れる
などなど、挙げればキリがありませんし、あくまでも意識的なものになってしまいます。
というのも、実際にMRとして働いていると、いろんなMRがいることがわかります。それこそ千差万別。
そのため一概にこういう人とはいえないのが実情です。
そんななかでも、製薬会社が求める人物像として、上記のようなものが挙げられるかな、という意味で書き出してみました。
実際はできてないMRも多いですが……もしMRになりたい!と思ってる方がいればひとつの参考になれば幸いです。
ちなみに向いている人の特徴の背景を説明すると下記のようになります。
- 向上心がある→医療業界は日進月歩、常に自己学習して知識を増やすことが重要
- 自己管理能力がある→MRは営業に出ると1人です。サボろうと思えばいくらでもサボることができてしまいます。それを管理する能力は必要
- 空気が読める→営業として必須の能力。ドクターから嫌われないためにも状況把握できることが重要
- 医療に携わっているという気持ちがある→これがモチベーションにもなり、MRとしての姿勢につながります。
- あくまでも営業という仕事だと割り切れる→上記と矛盾するかもしれませんが、MRはあくまでもサラリーマンであり、売上目標(ノルマ)を持った営業です。会社からの指示には従わなければなりません。そのため、数字のお願い(詰め)ということもしなければならず、医療に携われるという思いだけだと、ギャップに苦しむことになります。
MRに向いていない人とは?
逆にMRに向いていない人の特徴は……
- 向上心がない→日々勉強が必要なのでそれができないと……
- プレッシャーに弱い→あくまでも営業なのでノルマがあります。その追求が厳しいこともあるので、メンタルに不安がある→ぼくの周りでもうつで休職しているMRが数名います。理由はさまざまですが、そこに不安がある方は向いてないかもしれません。
- コミュニケーションが苦手→ドクターや薬剤師などと話すことがメインとなるので、それが苦手では……
- 自分に甘い→営業に出ると誰も見てないので、自分に甘えてサボり癖が付く可能性があります。
などなどこちらも挙げればキリがありません。
ただMRに向いてない人の特徴があっても、普通にMRとして働いている人なんてザラにいます。営業せずにサボってたり、自己学習しなかったり…
なので、ここに当てはまるとしてもなれないわけじゃないので安心してください。むしろ大事なのは、MRとして働きはじめてからです。
実際にMRとして働いてみないと向いているか、向いていないかなんてわかりません。
いろいろと調べた上でMRになりたい!と思ってチャレンジするのであれば、「向いている・向いていない」は、あまり関係ないのかもしれません。ここまで書いてきてこんなこと言うのもアレですが…
さらにいうと正直、その会社によっても求められるものは異なりますし、同じ会社でも上司によって求められるものは異なります。上司は選べないのでこれは運としかいえません。
ということでMRに向いている、向いていないは、あまり気にせずチャレンジしてみましょう!
MRになりたいというMR未経験者がMRへ転職するためのコツ
MRになりたい!といっても未経験だとハードルが高いのでは?と思っている方も多いようですが、実際はそれほど難しいことではありません。
実際に異業種からMRへの転職は意外とざらです。
そんなMR未経験者が他業種からMRへ転職するためのコツは、どこでもいいから会社名を考えずMRの募集があるところ片っ端から受けること。
というのも、MRは他業種からMR未経験者の転職も多いですが、大手製薬会社ほどMR経験者が優遇されがちという実情があります。そのため、大手製薬会社や外資系製薬会社への転職は難易度が高くなります。
そこでMRになりたいというMR未経験者はまずMR認定試験に受かることを目標にMRの募集があるところを受けるという転職ががいいでしょう。
実際、MR未経験者でも採用している製薬会社はあります。
MR未経験者の場合、入社後研修を受け、現場を周りながらMR認定試験の勉強することが多く、現場を周りながらなので、勉強が大変なのは事実。
さらにいうと、MR未経験者だと、業務にも慣れていないのでより大変です。ただし、MR認定試験の合格率は高いので、転職前からそこまで心配する必要はありません。
さらに、入社後の業務に関しては例外もあって、タイミングと運によりますが、コントラストMRの会社(MRを派遣する会社)だと、給与をもらいながら(通常の5、6割)、自宅でMR認定試験の勉強をできることもあるようです。
コントラストMRの会社は、製薬会社から依頼があってMRを派遣するのですが、MR認定試験に受かっていないと、なかなか派遣されないようです。そのため、その間はMR認定試験の勉強を自宅ですることができるようです。ただし、給与は通常の5、6割とのこと。
もし、金銭的に余裕があればコントラストMRの会社に入るのが給与をもらいなが勉強に専念できるパターンかもしれません。
いずれにせよMR認定試験にさえ受かってしまえば、他の製薬会社には転職しやすいので、そういった転職の方法もありだと思います。
そのように転職を繰り返してキャリヤアップしている人のパターンとしては、「起業家が実践した ビジネスエリートへのキャリア戦略」にも書いてある、キャリアの階段を作る、という部分が参考になります。
キャリアの階段を意識することで、一見遠回りだと思う転職もしっかり戦略を持っていれば近道になる、という考え方。
例えば、すぐに起業ではなく、一度コンサルティング会社へ就職してから起業してコンサルティングを行うなど。
MRになりたいというMR未経験者がMRへなるためのキャリアの階段
このようにキャリアの階段を作る、というのはしっかりとキャリア戦略を持っていなければできませんし、その業界を把握していないとできないので、転職エージェントに相談することが大事。
転職がはじめてという方だと、自分1人で考えてもわからない部分が大きく、その状態で転職活動をするよりも、はじめに転職エージェントに相談するだけで、可能性と選択肢が広がります。そこでキャリアの階段を描ければ、そのように行動していけばいいわけです。
例えば、MRのキャリアの階段としては、他業種から後発品製薬会社に入って、MR認定試験に合格して、中堅先発品製薬会社、外資製薬会社というキャリアアップのパターンがあります。
MRになりたいというMR未経験者のキャリア階段の例
他業種
▼
後発品製薬会社
▼
中堅先発品製薬会社
▼
外資系製薬会社
そのようにうまく転職して、キャリアアップしている人は、はじめにキャリア戦略をしっかり立てそれを見据えて行動しています。
製薬業界を知らないとなかなかできることではないので、MRになりたい人であれば、断然こちらの転職サービスがおすすめ!
メディカル関連に強く、無料で転職エージェントに相談できるので、もし本気でMRを目指しているのであれば登録だけでも済ましておくといいでしょう。
MRからの転職先とは?
ここからは逆にMRから転職したい!という方のために、ぼくの周りで実際に転職したMRについて紹介します。
- 国内中堅先発メーカーからコントラクトMR(34歳)
- 国内後発品メーカーから医療機器メーカー(31歳)
- 大手外資メーカーからコンサルタント(30歳)
- 国内中堅先発メーカーから大手広告代理店(34歳)
- 国内中堅先発メーカーから医療機器メーカー(33歳)
- 大手外資メーカーから治験コーディネーター(29歳)
ざっくりこんな感じです。結構幅広い感じもしますがやはり医療関係が多いですね。
MRのサボりの実態とは?
よく営業職のサボりの実態について話題になることがあります。
営業職だと外に出てしまえば、上司の目はなくなるので、サボりたいと思えばサボれてしまいます。
MRについても同様で営業に出てしまえばサボりたい放題。
スマホが普及してからはGPSで位置情報が筒抜け、なんて噂がありましたが、今までそれで上司から呼び出された、サボりがばれた、など問題になったのを聞いたことがありません。
おそらく、ただの噂か、位置情報を知ろうと思えば知れるが、わざわざいちMRを監視するようなことはしない、というのが実情かなという印象です。
ということで、MRはサボろうと思えば会社にばれることなく、サボることはできます。
ただし営業車によってはドライブレコーダーやセーフメーターなどが付いていて監視されているものもあります。
そういった営業車だと位置情報やどこを走行したか、などが管理されているようなので、サボるとばれる可能性が高いです。
MR業界では有名ですが、新人が配属されて営業車が支給されて訪問するようになると大体新人のうち何人かの営業車はへこんでたり、傷がついたりしてます。それだけ新人の事故率が高い!
だから会社としてもドライブレコーダーなどで監視するようになったようです。うちの会社でも今の新人MRの営業車には必ず付けています。新人さんは大変。無事故であれば1年、2年で取れるようですが、あまりにも事故が多いと継続されるようです。
話は逸れましたが、MRも他の営業同様、サボれるということです。
では実際MRはどんなサボり方をしてるか?ですが、多いものを挙げてみました。
- 寝る
- スマホ
- 次の訪問準備
- 内勤
- その他
MRのサボりといっても、もともとMRは得意先訪問までの待ち時間が多いので、その時間がある意味「サボり」といえるかな?という捉え方です。
本来のサボりは「その他」に書きました。あくまでも聞いた話ですが。
MRのサボりの実態①寝る
おそらく圧倒的に多いのが、「寝る」です。
おじさんMRなんかは営業車で爆睡してる姿を見かけたりします。
ぼくも数年前までお昼を食べていたので、15分~30分ぐらい営業車で昼寝をしていた時期がありました。そのほうが午後の訪問が効率よくなるし、昼食後すぐに訪問できる得意先がないことが多いので(医院も昼休みのため)、だったら営業車で寝ようかな、という感じですかね。
ちなみに最近では1日1食(夕食のみ)にしてるので、日中に眠くなることはほとんどなくなりました!1日1食については別記事で書く予定です。
MRのサボりの実態②スマホ
サボるといっても営業車にいることが多いのでできることが限られます。そんななかでスマホを見てるMRは多い!ついつい手に取ってしまうような感じですかね。みなさん何をやってるんだろう?
MRのサボりの実態③次の訪問準備
サボりではなくなってきましたが、上述したように営業車での待ちが多いので、その間に次の訪問準備をしていることがあります。
MRのサボりの実態④内勤
ぼくの場合、圧倒的に「内勤」をしてることが多いです。社内資料が多い月初、月末は営業車だけでなく、カフェなどに入ってがっつりPCとにらめっこしてることがあります。
MRのサボりの実態⑤その他
あとは聞いたことがあるものとしてパチンコなどのギャンブル、自宅に帰る、買い物、読書、などなど人によってさまざまです。これが本来のサボりかもしれません…
MRのおすすめのサボり方
MRのサボりについていろいろ書きましたが、最後におすすめのサボり方についてですが、ブログ記事を書く!です。
MRは待ち時間が多い仕事なので、その隙間時間を利用して何かしら情報発信を続ける、これがおすすめ!
趣味のことでも、仕事のことでも、なんでもいいのでそれを続けることで自分の資産になっていくのでサボりの時間があればアウトプットの時間にあてると、そのうち小遣い程度なら稼げるようにもなります。
MRにないたい!という人へ「MRに必要な資格とは?」
MRに必要な資格は、製薬会社に入社するにあたっては、自動車運転免許があれば基本オッケーです。
新卒採用であれば、卒業までに自動車運転免許取得することが条件となっているのがほとんどだと思います。
逆にそれ以外を求められることは少ないです。
製薬会社に入社後は、MR認定試験に合格することが求められます。
MR認定試験についてはこちらで詳しく書いています。
MRになりたいという方におすすめの転職サービス
MRになりたいという方には、さまざまなバックグラウンドを持った方がいるかと思います。
そんな方におすすめの転職サービスを紹介します。
「DODA(デューダ)」→MR未経験でも経験者でもこちらがおすすめ!
MR未経験だけどMRになりたい!
コントラクトMRから製薬会社のMRになりたい!
MSからMRにないたい!
など、とにかくMRになりたいという方におすすめの転職サービス
各拠点で面談が必要ですが、その面談で希望を伝えることで、転職エージェントがサポートしてくれます。そのため転職経験がない方にも安心できる点がメリットです。
他の転職サービスとの違いとして、転職エージェントが非常に熱心であること、製薬会社への転職ノウハウが豊富で製薬会社専門エージェントがいるという点です。
まったく別の業界からMRになりたい、転職経験がないという方にはおすすめです。
MRから転職したい!という方へおすすめの転職サイト
興味本位で転職したMRに話を聞くことが多いのですが、ビズリーチに登録しているMRもちらほら。あれだけCMでやっているということもあり転職を考えるMRの登録も増えているのかもしれません。
CMでもやっていますがビズリーチはハイクラスの転職が可能です。
特にMRはもともと年収が高いので、その年収を維持・向上させるのは職種を選ぶ必要がありますが、それを実現しやすいのがビズリーチのようです。
MRからの転職だと医療機器メーカーだったりコントラクトMR、コンサルタントなどがぼくの周りでは多かったです。
気になる方はまずは登録してみてはいかがでしょうか。
MRになりたい方への転職サイトおまけ
MRになりたい方、MRとしてキャリアアップしたい方向けの転職サイトを紹介しましたが、転職にまだ踏ん切りがつかないという方もなかにはいるかと思います。
MRになりたいと思っていていても時期的にまだ具体的な行動できないという方は、情報収集や、無料診断をしてみましょう。
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