こんにちは、複業MRのたかくんです。
ここ数年で「働き方」が取り上げられることが増えましたね。
MRに関しても、「MR不要論」や女性MR、女性管理職、早期退職…などなど働き方に関していろいろと話題になってます。
そんな時だこらこそ、紹介したい本が「農で1200万円! ――「日本一小さい農家」が明かす「脱サラ農業」はじめの一歩」です。
MRとは180度違う分野ですが、今後の働き方を考える上で、視野を広げるという意味でも読んでおく価値のある本です。
では内容を一部紹介していきます。
MRを辞めて農業という選択肢もあり!?
正直、この本を読むまで、農業って3Kだと思ってました。
というか自分の実家が農家ということもあって、いいイメージはなかったです。
両親には申し訳ないですが…
ただこの本を読んで、こんな農業もありなんだ、と目からウロコ。
読めば農家もありだな…と思う人も出てくるのでは?
というのも、著者がもともと農業を選んだときに決めたことが…
- 農業の「固定概念」を捨てる
- しっかり「稼ぐ」ことを考える
- 農業は目的ではなく「手段」である
とのこと。
資金も経験もない状態で脱サラして、農業をはじめるにあたって決めたことがこの3点。
農業って正直、稼ぐとは程遠いものだと思ってましたが、それをしっかり「稼ぐ」ことにフォーカス、しかもあくまでも手段として…
こう書くとドライな印象を受けそうですが、実際に読むとまったくそんなことはありませんでした。
さらに実際に、
夫婦2人で売上1200万、利益600万
を達成しているとのこと。
しっかり「稼げている」そのノウハウがこの本に詰まっています。
「第2の井戸」=本業以外の収入を作ろう
さらに農業は「第2の井戸」を作りやすい
との記載がありました。
「第2の井戸」とは本業以外の収入のこと。
考えてみれば農業と言っても、田んぼをやったり、畑をやったり、家畜を飼ったりなど、何が本業とは言えないぐらい多くの仕事があります。そういった意味で「第2の井戸」を作りやすい仕事です。
「第2の井戸(本業以外に別の収入)」がある状態の何がいいかというと、精神的にも安定する、ということ。
収入源が会社のみだと、どうしても会社への依存度が高くなってしまう。
精神的自由もなくなる、サラリーマンだと本当にそうですね。
そうすると、行動も縛られたり、発想も限定されがち。
行動に制限がでるのはよくないです…
ぼく自身も複業MRと名乗り、「複数のナリワイ」を持つことを実践しながらおすすめしています。
言い方は違いますが、いわゆる「第2の井戸」と同じですね。
百姓は百の仕事ができる!
前述しましたが、「第2の井戸」「本業以外の収入」「複業のナリワイ」を持つといった意味で農家はすごいです。
それは、この本にありましたが、農家は百の仕事ができるから。
著者は
と伝えていて、その理由は、百姓は百の仕事ができるからだそうです。
つまり…
農家=百姓=百の仕事ができる=第2の井戸が作れる
ということです。
昔から農家なども百姓は、自然が相手なので、農作物がいつどうなるのかわかりませんでした。だからこそ、百の仕事がをすることでリクス分散するという考え方が自然と身についていて、田んぼだけじゃなく、畑を耕したり、漁にでたり、家畜を飼ったり…など、昔からリスク分散をしていたとのこと。
実際に著者は、野菜だけでみても、50品目以上作っていて、リスク分散しているそうです。
「脱サラ農業」まとめ
働き方についていろいろと言われている時代だからこそ、農家という働き方に憧れを抱く方もいらっしゃるかもしれません。
今回はエッセンスしか紹介できませんでしたが、この他にも具体的な手法やノウハウなどが詰まった一冊。
働き方の選択肢を増やすためにもおすすめです!