MRのDM(ダイレクトメール)の活用法

こんにちは、複業MRのなすたかです。

今回は、2014年ごろに読んだ「25人に1人の店長しか気づいていないお客様の集め方・増やし方/土屋薫」という本についてです。

今も当時も自分でお店をやっているわけではありませんが、この本を読んだのにはある理由があります。

その理由は、DM(ダイレクトメール)の活用についてです。

MRとしてDMを使って何か工夫できないか?と考えていたタイミングで、この本を目にしました。

この本には、DM活用のポイントなどが書いてあったので、タイトルとは関係ない分野ですが、読んでみました。

それでは紹介します。

DM(ダイレクトメール)の目的

そもそもDMとは…

ダイレクトメール(英語: Direct Mail; DM)とは、個々人あるいは法人宛に商品案内やカタログを送付する方法による宣伝 (販促) 手段、あるいは営業支援の仕組みである。DMと省略して表現されることが多い。
Wikipedia-ダイレクトメール

お店から届くカタログやハガキ、最近ではメールも多いですよね。

正直見ないでそのままゴミ箱へ…ということがほとんど。

そんなDMについて、この本では「定期的に接触すること」として有効とのことでした。

飲食店でお客さんが来なくなるのは、明確な理由があるわけではなく、「なんとなく来なくなる」ことが多いようで、それを防ぐために、「定期的に接触すること=DM」が有効とのこと。

DMの役割は目先の集客ではありません。

今のように飲食店の情報が氾濫している時代に大切なのは、「来てください」とPRすることではなく、お店の存在を忘れないでいてもらうことです。

つまり、DMの目的とは「店を忘れさせないこと」

営業職と飲食店では、「自ら出向くのか」「お客さんを待つのか」という違いがあります。しかし、DMの目的は同じことがいえるのではないかと思いました。

MRとしてのDMの目的は、「MR自身や会社を再認識させること」「忘れずに思い出してもらうこと」になるんじゃないかなと…

DMによって接触回数を増やす

そんなことを考えていると「選択の科学/シーナアイエンガー」という本で 「単純接触効果」というものを読んだことを思い出しました。

人は特定の対象や考えに何度も接するうちに、その対象にますます好意的な感情を持つようになる。
(ただし、当初から対象に、好意的ないし中立的な感情を持っていることが条件となる)

というもので、DMを送ることで、接触回数を増やし、忘れさせないだけでなく、さらに好意を持ってもらえる可能性がある

だったらMRでも活用できるんじゃないかなと思ったわけです。

なすたか

なすたか
直接訪問してなくても、DMで会ってるような気になってくれるんじゃないか?

お店も個人(MR)もブランド化

また、DM以外にもブランド化の話も勉強になりました!

あらゆるお店にとって大切なのが「情報価値」

これは、「お店の名前を見たり聞いたりした時に、ある一定のイメージを与えられているか」ということ。

ブランド化するためには、売り手の「考え方」や「姿勢」を伝える。

このような話しは、飲食店だけでなく、多くのビジネスパーソンに当てはまりますよね。

特に、MRとして自分を「ブランド化」するというのは非常に重要です。

顧客が自分の名前を聞いたときにどういったイメージで思い出してもらえるか?

そう思ってもらうために何をどう伝えていけばいいのか?

こういったことを、常に意識することが大事ですね。

非常に勉強になる1冊でした!