こんにちは、複業MRのなすたかです。
ホリエモンこと、堀江貴文さんの「多動力」を読んで、MRこそ多動力を実践した方がいいと思ったので、その内容について紹介します。
堀江貴文さんがいう「多動力」とは?
堀江さんいわく「多動力とは、いくつもの異なることを同時にこなす力」とのこと。
インターネットの普及により、業界ごとの壁がなくなっていく…最近ではIoT(モノのインターネット)という言葉も一般的になっていることから、さまざまなモノがインターネットに繋がるようになってきたました。
そこからもわかるように、業界ごとの壁はなくなっていきます。そんな背景から「多動力」が重要になっていく…ざっくりいうとこんな内容でした。
もはや産業ごとの壁がすべて崩壊していくのだ。そんな時代に、イチロー選手やカズさんのような才能をもたない人が、一つの仕事にとらわれてしまっていては、価値あるものは生み出せなくなっていくだろう。
イチロー選手のような才能を持っている人なんてひと握りです。つまり、ほとんどの人にとって「一つの仕事にとらわれること」は危険。
以前からこの手の話しは出ていましたが、自動運転の自動車のニュースなどを見ると、AIに代替される仕事、なくなっていく仕事が現実味を帯びてきました。
1つの会社で働き続けるより、多動力を発揮して、いろいろ動く必要があるということですが、MRもAIに置き換わるかもしれない…と考えると、今のうちからいろいろと仕掛けをしておいたほうがいいと個人的にも思います。
人によって、それが何かは異なりますが、ぼくは実体験から「まず情報発信すること」をおすすめしてます。
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MRには死活問題!「誰でも取得できる情報に意味はない」
もはや情報それ自体に意味はない。
これからは旧態依然とした業界に「オープンイノベーション」の波が来る。そこでは、とにかくチャレンジしようという行動力とアイデアを進化させる力が求められる
情報を扱う営業であるMRとしては「情報自体に意味がなくなる」というのは死活問題。
情報はネットで誰でも簡単に得ることができるので「情報自体に価値がなくなっている」というのはすでに実感してます。
そうすると本当にMRの存在価値が問われるようになってきますが、MRとしては、そこに付加価値を付けたり、医薬品を通じて地域医療にどう貢献できるかなどのアイデアが大事になってきます。
情報を取捨選択して届けることなんかは、AIの方が得意そうですし、もっともっと考える必要がありそう。安全性情報もひとつのポイントになるかな?なんて考えてます。
MRという肩書きだけでは危うい
「この肩書きで一生食っていく」などと言っている人は、自分で自分のキャパシティを狭めてしまっているだけだと思う。
肩書きが一つしかない名刺なんて、さっさとゴミ箱に捨ててしまおう
○○製薬のMRというひとつの肩書きでは危ういということ。
所属している製薬会社のみの名刺ではなく、いくつもの肩書きができるような活動をしていくことが大事。というか、そうしないと生き残っていけない。
キャリアアップではなく、プロフィールアップを目指そうと本田直之さんの本で読みましたが、これに似てるかもしれません。
会社でステップアップして肩書きを上げるのではなく、自分で語れるようなプロフィールを追加していく。これからは、それが重要。
MRとして自分にしかできないことを考える
何百もの仕事を同時にこなすためには、「自分でやらないこと」を決めるのが大切だ。自分にしかできない仕事以外は、他人に思いっきり任せよう。
そもそも「自分にしかできない仕事」が現在あるのか?という疑問が出てきます。
正直、MRって「自分じゃなきゃできない仕事」ってことはないではないですよね?同じ会社のMRなら、最低限のことはできますし。
自分にしかできないとなると…自分が担当することで採用早めたり、処方量を増やしたりって付加価値の部分でしょうか?自分にしかできない仕事をもっともっと意識する必要がありそうです。
個人的にはMR以外だと、ウェブメディアの運営と企画は自分にしかできない部分。これにもっと時間を使いたい。
MRとしてワクワクしないことを削ろう
人生の中で「ワクワクしない」時間を減らしていこう。
そのためには、「やらいないこと」を決めることが重要だ。
限られた時間しかない人生。
いつも多動でいるために一番大事なこと。それは、1日24時間の中から「ワクワクしない時間」を減らしていくことだ。嫌な仕事はどうしたって気が進まない。
効率も悪くなるし、能力だって発揮できない。
これを見て、現役MRであるぼくのワクワクしないことを考えてみました。
- 会社でのデスクワーク
- 会議やミーティング
- 社内の無駄な飲み
- 社内の調整
- 社内報告用のための資料作成
が全然ワクワクしない。自分でコントロールできる部分(会社でのデスクワークなど)はかなり削りました。
MR業務の効率化を図ろう
往復2時間以上かけて会社に出向いてやる意味はあるだろうか?
家にいながらスマホでできることではないだろうか?
会社に行かなくてはいけない。直接会って話さなければいけない。
資料は紙で渡さなければいけない。
そういった何の根拠もない考えを改めるだけで仕事は一気に効率化する
結婚と子どもが産まれたのがきっかけで徹底的に考えるようになったことです。会社でしかできない仕事を意識することで、外勤中でもできる仕事はその時にやるなど、やるべき仕事が明確になりました。
会社にいる時間を短縮化。特に営業後に帰社することが少なくなりほぼ毎日直帰。結果的に平日でも子どもをお風呂に入れる時間を確保できるようになりました!
自分のコントロールできないことは心配しない
要は、心配しても仕方がないこと、科学的根拠のないことに振り回され、ストレスを抱えるというバカげた状況に陥らないように、最低限の医学のリテラシーはもつべきなのだ
自分がコントロールできないことをスルーすることも大事。
調べようのないこと、調べてもわからないことに対して、心をすり減らして心配してもしょうがない。そっちのほうが体に悪い。だったら気にしないほうが精神衛生上よい。ストレスが一番の敵ですからね。
MRも参考になる「多動力/堀江貴文」のまとめ
ホリエモンの書籍ということもあり非常に刺激的な本でした。特にビジネスマンには刺さる言葉が多い。
今回紹介した以外にも、いろいろとマーカーを付けてるので、何度も読み返しながら腹落ちさせていきたいと思います。
学びの多い一冊なので、特にMRなら是非チェックしてみてください。