こんにちは、複業MRのなすたかです。
「このままMRを続けていいのか不安」
「子どもが生まれてから将来について考えるようになった」
「家を建てたいけど、どこに建てればいいのか困る」
「家を建てると単身赴任になってしまう」
MRをやっていて他のMRからこんな不安や悩みを耳にすることが増えました。
家族が増えることによるMRの悩みとは?
家族が増えるということは喜ばしいことです。ただ、贅沢な悩みではありますが、家族が増えることでMRとしては悩みも増えます。
それが将来、単身赴任になるかもしれない、という悩みです。
ぼくにも子どもが一人いますが、生まれる前と後ではいろんな意味で生活がガラッと変わります。
MRという職業柄、帰宅が遅くなることもありますが、直帰できれば平日でも子どもとお風呂に入ることもできます。
そうすると、仕事にメリハリをつけることができて、より効率よくMR業務をこなすことができるようになりました。
そんなことよりも、なによりも子どもってかわいいです。それだけで普段の生活にハリがでます。
ただ、そんな子どもと一緒にいる時間なんて限られていますし、ましてやMRをしているとほとんどが全国転勤あり、です。
子どもが小さければ一緒に転勤先に連れていくこともできますが、小学生になってくるとそうもいかず単身赴任も視野に入れなければりません。
実際、先輩方でも単身赴任が何人かいます。
今の家族のことと、そういった単身赴任の先輩方を見ると、正直ぼくは単身赴任はしたくありません。
単身赴任をしたくてしてる人なんていないと思いますが、なかには単身赴任期間が長くなり、家族で住むより一人のほうが楽。なんて先輩もいましたが…
MRにとって単身赴任は避けられないのか?
MRでいる以上、単身赴任は避けられないというのが実情かと思います。
というのも、MRは基本的に全国転勤ありの職業で、どこに転勤になるかは会社次第。縁もゆかりもない地域に転勤になる人もいれば、地元に転勤になる人もいます。
会社によって、転勤の頻度やエリアは若干異なるようですが、5~10年の頻度で支店内、支社内というケースが多いような印象です。
MRから偉くなると単身赴任は当たり前?
MRなら、これも実感があると思いますが、MRの場合、昇進して(肩書はいろいろですが)所長などの管理職になると、転勤のスパンが短くなります。
ぼくの印象だと3~5年のスパンで転勤しています。しかもエリアも関係なく、MRよりも全国津々浦々どこに行くか読めないということが多いです。
しかも、管理職なので年齢が30代後半~40代…そうすると子どもも小学生ぐらいというケースが多く、ぼくの知っている限りほとんどが単身赴任というパターンでした。
子どもが生まれる前まではあまり意識していませんでしたが、今改めて考えてみると、信じられません。
家族と一緒に暮らすことができず、しかも場所によっては帰省もしにくくなります。1カ月に1回ということもザラ。
今、そういう状況の方には申し訳ないのですが、自分には想像できません。
ワークライフバランスという言葉がありますが、完全にワークに偏ってる状態に思えます。本人たちにしたらそれが当たり前になってるかもしれませんが…
そう考えると、MRの今の仕事の楽しさも相まって、まったく昇進に興味がなくなってしまいました。
MRから昇進することによるデメリット
- MRとしてドクターと面談する機会が減る
- 単身赴任の可能性が高まる
- 内勤業務ばかりになる
昇進して管理職になることでこんなデメリットが考えられます。
だったら昇進なんてせずにMRのままがいい、というのがぼくの今の考えです。
なんだがゆとり世代だとかなんとか言われそうですが、まさにその通りかもしれません。
仕事だけに偏りすぎたくありませんし、家庭も自分の時間も大事です。
MRが単身赴任を回避する方法を考えてみた
転勤も昇進もなしでMRを続けるというのは現実的ではありません。
会社から転勤しろ、と言われたらそうするしかないのがサラリーマンの辛いところです。
かといってそれが嫌だから、MRをやめるというのも考えにくい選択肢。
MRはいろんな意味で恵まれてる職業なので、個人的にはMRを続けていきたいと思っていますし、経済的にも業務内容的にも他の職種には転勤しにくいというケースが多いのではないでしょうか?
ということで、子どもがまだ小さいうちに単身赴任を回避する方法を考えてみました。
MRが単身赴任を回避する4つのステップとは?
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ステップ1:家族に意見を聞く
まずは妻に意見を聞いてみます。内容としては、MRの現状を伝えて、このままだと単身赴任は避けられないけどどう思うかについて。
ポイントは両極端の選択肢を出してみることです。
具体的には、
A.このままMRで全国転勤あり
B.転勤なしの地元企業に再就職
ちなみに我が家ではB.転勤なしの地元企業に再就職、がいいと言われました。もちろんBの場合、給与が下がることは前提になってしまいますので、極端ですが、お金と家族を天秤にかけるようなもんですね。
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ステップ2:家族として落としどころを見つける
ステップ1の目的としては家族と今後について話し合うことでした。
なかなか将来について夫婦で話し合う機会がないと思うので、そういった場を設けてお互いの意見を聞いてみるのも面白いものです。
続いては、話し合った内容をもとに、具体的な落としどころを見つけること。
ポイントは期限と目標です。
今の会社のままで家族と一緒に暮らすこと。が最善の方法として、それが難しいとなった場合にどうするか?です。
例えば、次の転勤場所を聞いてから選択肢を考えるなど、
MRを続けるにしろ、辞めるにしろ、そこが明確になれば下記のような準備が必要になってきます。
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ステップ3:転職サービスへの登録
家族として落としどころが決まり、転勤も単身赴任もOKという場合以外、転職サービスに登録しておきましょう。
転職するしないに関わらず、自分がどんな仕事をしてきて、どんな可能性があるのか知る整理にもなります。
このタイミングで転職サービスを利用して自分の棚卸しをしてみましょう。
さらに、自分や家族の希望を明確にしてそのニーズが叶う会社があるか、どうかを知るだけでも、今の会社に対する姿勢が変わるはずです。今の会社に対して強気の交渉ができるかもしれません。
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ステップ4:同僚・上司に相談する
今の会社のままで家族と一緒に暮らすこと。が最善の方法だとすると根回しが必要になります。
転職サービスで可能性を探りながら、今の会社で最低でも次の転勤先は希望が通るようにしておくのが賢明です。
将来単身赴任にならずに家族と一緒に暮らすためにも、希望勤務地を伝えましょう。
ここでのポイントは、会社に勤務地の希望を取る制度がある・なしに関わらず希望を伝えることです。
少しハードルが高そうですが、まずは世間話のなかで伝えていくとなればハードルが下がります。
口に出して伝えなければ叶いません。言わずに後悔するよりも、言ったもんが勝ちです。周りは気にせずにまずは同僚、そして直属の上司に、可能であれば上司の上司にも話が入るように世間話として小出しにしていきましょう。
話題として出しやすいのは「将来家を建てるかもしれない」という話しでしょうかね。
以上のステップによって単身赴任という状況から逃れられるかもしれません。
ぼくもできるところからはじめているところです。