製薬会社の役職とMRが中間管理職に憧れない3つの理由

こんにちは、複業MRのなすたかです。

どの会社でもそうだと思いますが、中間管理職って板挟みで大変そうですよね。

MR(製薬会社)も例に漏れず、大変そうです。

そんな姿を見ると、とても憧れなんてもてません……

ということで、改めてMRが中間管理職に憧れない理由をまとめてみました。

大きく以下の3つが考えられます。

  1. 板挟み
  2. デスクワークが多い
  3. 転勤頻度

そもそも製薬会社における役職とはとは?

中間管理職に憧れない理由の前に、そもそもの役職についてご紹介します。

会社によって異なるものの、ざっくり…

  • MR
  • 所長(課長)
  • 支店長(部長)

という役職になります。

MRと所長の間に係長とかの役職を付けている会社もあるようですが、業務内容はMRと同じと考えてよさそうです。

役職によって業務が異なるのがこの3つの分類。

所長になると現場に出ることが少なくなりいわゆるマネージャーという立場になります。

そして支店長になるとマネージャーをさらに統括するようになり経営層とも近くなります。

年収でいうと所長になると1,000万を超えるぐらいになるイメージ。支店長は正直わかりません。

MRが中間管理職に憧れない理由

MRでいう中間管理職というのは、所長とかマネージャー、課長とか呼ばれてる役職になります。

現場のMRであれば将来的に就く可能性の高い役職。

それを知りながらなぜ憧れないのか?

考えられる理由は3つ。

1.上から怒られて、下から文句を言われる

現場(得意先)をもってないことが多いので、現場感覚とズレが出てしまう。

そのズレを持ちながら、MRに指示を出すから、「あの所長は現場をわかってないからあんな指示出すんだ」と言われる。

所長より上の方が現場とのズレが大きいですが、得意先をもってない中間管理職もそう思われてしまいがち。

また数字(売上)が悪いときは、中間管理職は上から厳しいことを言われる。それを受け止めて、MRに伝えなきゃならない。

まさに板挟み状態です。見てるだけで大変そう、ストレスだらけですね。

2.デスクワークが多い

デスクワークというのは、現場を回ってたMRからすると地獄。営業に出たほうが100倍マシ。

と思うMRの方がほとんどではないでしょうか?

しかも、精算の承認やチェックなど雑務ばっかり。さらには大量のメールの処理。

こんな業務で、どうやってモチベーションを維持してるのか不思議です。

3.転勤の頻度が多すぎる

MRよりも中間管理職といわれる所長やマネージャーは確実に転勤のスパンが短くなります。

大体、3〜5年程度で転勤。

5年同じエリアにいたら長いっていわれますね。

家族がいたら確実に単身赴任を覚悟しなければなりません。

いろんな土地にいけていい、という人はデメリットにはならないかもですね。

MRが中間管理職に憧れない理由のまとめ

総じて…

仕事がワクワクしない、ように見えるから憧れない!

という結論になりました。

それは会社向けの仕事だからかもしれません。

MRであれば得意先の対応で、可能な限り得意先のニーズに応えようとします。

中間管理職は上司向け、つまり会社向けの仕事になってしまう。だからワクワクしないし、憧れないんじゃないかなと思います。

可能であればずっと現場でMRとして働いていたいもんです。

最近では40歳から第二の職業人生を生きる、などという考え方も現実味を帯びてきたので、現場でMRとして働きながら、次の職業人生の準備をはじめているところです。

個人的なベーシックインカムができるように(一定の収入が確約されれば)なれば自由に動けますからね。

複業MRとしてウェブサイトを育ててるのはそのひとつ。

▼副業についてはこちらの記事でまとめていますので、是非ご覧ください。

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