昼間から子供たちが遊び回ってると思ったら、世間は夏休み真っ只中ですね。
そんな光景を見ながらふと、ある言葉を思い出しました。
「毎日が夏休みのような人生を送ろう」
どこで見たか覚えてませんが、ノートにメモしたのを覚えてます。
当時は、そんな人生に憧れてたんだと思い出しました。
でも、改めて考えてみると毎日が夏休みのような人生ってあんまりワクワクしないと気づきました。
深く考えたからなのか、自分の中で変化があったからなのか、よくわかりませんが、昔、いいなーと思った言葉でも今では少し違和感を覚えました。
そもそも夏休みの過ごし方は?
夏休みといえば、宿題
僕の中ではそんなイメージが強いです。
僕が小学生の頃は、長期の休みがあると必ず大量の宿題が出されてました。
こんなに宿題が出るなら、休みなんていらない、と本気で思ってたぐらいです。
そういうわけにもいかないので、休みを楽しむために、宿題は夏休みの前半に終わらせていました。
宿題が終わったときは、充実感と残りの休みを何して過ごそうか?というワクワク感でいっぱいですが、そんな気持ちは長くは続かず、やることもなくなってきます。
宿題というやらなければならないことが、なくなったせいでメリハリがなくなってしまうんですよね。
それでダラダラ過ごしてしまう。
そんな夏休みでした。
中高は、バスケ部だったのでほとんど部活でしたが、それがなくなるとやはり、やることがなくて時間を持て余してたのを覚えてます。
1日中寝てる日もありました。
贅沢な話しですよね。
当時を考えると、本当に1日がもったいなかったな、と思います。
今は時間がいくらあっても足りないくらいですが、学生の頃はそんなことはわからないですからね。
毎日夏休みだとワクワクしない?
で、なぜ夏休みはワクワクしないかということを考えてみました。
それは、学生というお金や行動に制限がある状況のわりに時間があり過ぎるからなのではないかと思います。
社会人になってから、40日休みをあげます、って言われると、いろんな選択肢があると思いますが、学生の選択肢は狭い。
お金もありませんし、経験が少ないので、選択肢が限られるのは仕方ないことです。
そういう意味でやることがなくなってしまうんだと思います。
人間は、選択肢が多すぎると思考を停止する、ということも言われていますが、休みが多くても、やりたいことが限られているとなると、その状態になってしまうんじゃないかと思います。
つまり、時間が多過ぎる=やれることはたくさんある=選択肢が多すぎる=思考停止
ということで、あまり考えず過ごしてしまうということです。
ワクワクするのは毎日が夏休みではなく…
個人的にワクワクしたことを思い出してみると、夏休みではなく、夏休みに入る前や、宿題が終わった直後の方がワクワクしてました。
休み中に何しようか考えてるときが一番ワクワクするのかもしれません。
ということで、毎日が夏休みのような人生ではなく、毎日が金曜日のような人生を目指します。
金曜日って、次の日が休みなので、頑張れます。
で、それと同時に次の日からの休みを考えてワクワクもできます。
要はメリハリですね。
よく定年退職したあとに、やることがなくなって…って話を聞きますが、それは避けたいです。
毎日が金曜日のような人生にするために、これだ!といえるライフワークを見つけて、メリハリのある生活を送りたいものです。