こんにちは、複業MRのたかくんです。
今回はMRの説明会(プレゼン)の話です。
MRは、製品説明会(勉強会)というものを行います。(プレゼンともいいます)
時間は大体10〜20分ぐらいでPowerPointを使って製品の説明をするというものです。
開業医ではお昼休みの時間が多く、病院では検討会後や検討会前、お昼休みなどさまざま。
また実施するのも、開業医では普通、MR1人と卸店のMSさんと実施することが多く、病院ではMR1人というパターンが多いです。
なので、ほかのMRの説明会(プレゼン)を聞く機会はほとんどありません。同じ会社なら新人の頃に先輩MRの説明会を見ることはありますが、それぐらい。
そんな説明会ですが、先日とあるMRの説明会に同席する機会がありました。(普通はないよ)
そのときの率直な感想が、
でした。
他のMRを評価できる立場ではありませんが、あまりにも下手で衝撃を受けたのでこうして記事にするぐらいです。
MRの説明会(プレゼン)における下手とは?
説明会(プレゼン)が下手と言っても、いろいろとありますが、今回の場合は単純に「練習不足」の一言に尽きます。
具体的に挙げると…
- 「えー」の連呼
- 次のスライドが把握できていない
- スライドの内容と伝えたい内容が整理されてない(何を言いたいのか、伝えたいのかわからない)
- 知識不足(簡単な質問にも答えられない)
ざっとこんな感じ。
ほんっっと酷すぎでした。
そのMRの上司もいたのですが、上司の前でよくあの説明会ができたな、と思ったぐらいです。途中から聞くに堪えず目を覆ってしまいました。
しかも入社10年目ぐらいのMRがそれをやっちゃうわけです。新人MRのほうがよっぽどうまい。
上述したようにMRの説明会は会社で誰もチェックすることがありません。MRが勝手に得意先で実施して終了です。もちろん経費の報告などはありますが。
だからこそ、MR格差がでやすいものでもあります。ちゃんと練習するMRはするし、しないMRはしない。
それを続けていくと知識レベル、説明会の実施レベルに大きな差が出てくるわけですが…
今回はまさにそんな現場に出会ってしまいました。今までもこうやって練習せずにサボってきたんだろうな…と。残念MRです。
MRにおける説明会(プレゼン)の目的は…
説明会(プレゼン)といっても何もうまく説明する必要はありません。説明した内容が伝わり、それが相手の行動に繋がれば成功です。
つまり説明会の目的は、相手に行動させることです。
医薬品の説明会では、処方してもらうことが目的となることが多いでしょう。
なので話し方や立ち振る舞いが多少変でも、内容がしっかり伝わればいいわけです。伝えやすくするためにメリハリや話し方、言い回しを工夫するわけですが、今回はまったくそれがなかった。
次のスライドになる度に…
「このスライド今初めて見た」
ぐらいの勢いでした。
練習不足も甚だしい。
しかも、事前に上司やほかのMR(ぼく)が参加するということもわかってたはずなのにです。
普段、練習せずに説明会(プレゼン)を実施しているMRでも社内のMR、ましてや上司がくるとなると少しは練習するもんですが、それがないというのもすごいな、と逆に感心してしまいました。
あまり関係ないMRですが、心配になりました。
自分も気をつけよう。といい反面教師です。
少なくとも「えー」とかは意識すれば直せますからね。
それだけでも聞きやすさは違います。
そんなMRにはこの本を読んで勉強し直してきてほしい。
MRなら間違いなく読んだ方がいい本のひとつでおすすめです。