さまざまな方の転職体験を掲載しています。
今回は、自動車整備士から中古車販売の営業マンへの転職の体験談です。
▼ここらから転職体験談
こんにちは、自動車整備士だった私の転職経験について紹介します。
はじめに簡単に自己紹介をしますと…現職業は都心部の中古車販売の営業マンをしていて、転職前は四国の整備工場の整備士をしていました。
なので転職経歴は、2級整備士として働いていた自動車の整備工場の整備士から、中古車販売会社の営業マンに転職という流れです。転職の際は、情報収集のために転職エージェントを活用しました。
整備士だった私の転職までの道のり
もともと車が好きで、車に関わる仕事がしたいということで、とりあえず資格を取得したのが、自当社整備士の3級でした。
ただ、四国には大きな自動車関係の会社もなかったので、地元の整備工場に就職しました。専門技術と知識を生かして自動車の点検や整備、修理などをずっと続けていましたが、1日中立ち仕事で重い部品を運んだりと体を動かす機会も多いため、体がきつくなってきました。
私のいた整備工場では、自動車整備士は20代前半の若手が多く平均年収は300万円~400万円の人が多いです。
技術職であるため、経験を積めば、キャリアは上がってきますが、給料の方は大きく上がることはさほど望めない仕事であるのも事実でありました。
ただ整備を続けていく間に、お客さんと話することが大変楽しいし、時々フロントの応援に出た時は、そのご対応したお客さんが、指名で修理依頼が来ることが多いので、接客業務もあまり苦痛ではないなあと思うようになりました。
特に車の内装、外装を自分なりにいじることで独自性を出したいという若いお客さんの気持ちは手に取るほどわかるので、いろいろと相談に乗ることもしばしばあり、本業の整備業務以外に、車のオプションパ-ツの取り扱いも任されたりしていたので、営業に向いているのかなあと思ったりもしていました。
中古車販売営業への転職のきっかけは?
たまたま、高校の時の知り合いで車仲間がいるのですが、神戸地区で中古車屋さんを3件持っていて、一つの店をさらに追加オ-プンすることになりました。
その知り合いから突然電話が入り、「新しい店を一つ作るから、店長兼整備長で手伝ってくれないか」という連絡が入りました。
給料は基本給と出来高制を合わせたもので、車がとんとんと売れると給料が100万円を超えることもあるということでした。
その時整備士の年収は400万円程度でしたので、こころが非常に動いて、二日考えて「OK」と返事しました。というのは、リスクをずっと考えていたのでした。
全く車が売れなかったら、給料はどれくらいになるのかなあと考えたり、あるいは新しい職場で営業マンとして不向きということで解雇になったらどうなるのかということを考えていました。
給料の方は、その月全く売れなかっても20万円程度は有りそうだったし、もしそれで解雇になっても整備士は給料が安く仕事は沢山あるので、いつでも戻れると判断しました。
そして無事転職し、現在は中古車店の店長兼営業マンとして部下を3人引き連れて仕事をしています。
転職には情報収集が必須
業界のスタンダ-ドがどれくらいか?ということを全く知らなかったので転職エ-ジェントの【リクルートエージェント】 に登録をしました。
仕事先を斡旋してほしいというよりは、情報が欲しいという気持ちだったので、すこし必死さに欠ける対応をしましたが、丁寧に四国周辺と神戸の車関係の営業職のことを教えてくれました。
【リクルートエージェント】 の詳細を見る
転職エージェントの活用で自分の市場価値に気づく
情報収集のために登録した転職エージェントでいろいろと教えてもらい、そのなかで新車のディ-ラ-の営業マンで整備士の資格を持っていると大変重宝されるということもその時に初めて知りました。
それまでたいして意識したことがありませんでしたが、エージェントの方から教えて頂いたことで自分に自信がつき転職に踏み切ることができました。
結局、自分のつてで、仕事を見つけてしまい、転職エージェントを利用することはありませんでしたが、大変お世話になったので担当していただいたスタッフさんにはお詫びの連絡を入れました。
さすがに大手エ-ジェントで、「しっかり頑張ってください」という励ましのお返事をいただきました。
本当に親身になって考えてくれていたのだと実感。自分が利用できなかった分、もし転職を考える方がいれば是非オススメしたいと感じました。
転職を経験してみて、全く異業種に飛び込んでいくのも悪くないと思いますが、少しでも前職で身についたことを利用できる職種が入りやすいというのが、率直な感想です。
そして何より転職エ-ジェントのスタッフさんは迷ったときにいろいろと相談に乗ってくれますので、上手に付き合うと新たな発見や自分の可能性を広げることができます。