現役MRが10年後も生き残るためのノマドワーカーという選択肢

こんにちは、複業MRのなすたかです。

ここ数年でノマドワーカーという言葉を聞く機会が増えました。

ノマドとは、遊牧民のことで、遊牧民のように固定のオフィスに縛られない自由な働き方という意味で広まっているかと思います。

要するに、カフェでも自宅でも旅先でも、どこでも仕事ができますよ、って働き方。

ぼく自身、ノマドと聞くと自由ってイメージが先行していて、働き方としての憧れがありました。

カフェでパソコン1台で仕事って、なんかかっこいい……なんてイメージ。

MRの仕事が、たくさんの資料とタブレット、パソコンが入ったカバンを持って、動き回るので、その反動もあるかもしれません。

ちなみに、なぜタブレットとパソコンの2台持ちかというと、会社の都合でパソコンを持ち歩かないように、タブレットを導入したのに、社内のシステム上、タブレットじゃ仕事ができないってことで、結果的に2台持ちです…導入するときにそういったことは検討しないもんですかね。無駄なコストかけまくってる感じが否めません。

話しはそれましたが、僕自身イメージ先行で多少なりとも憧れのあったノマドワーカーについて、ハッとさせられる本があったので紹介します。

ノマドとは与えられた場所以外でも居場所を作れるということ

その本は「10年後もワクワクできる20代の未来改造計画」という小山龍介さんが書かれている本です。

 

この本で小山さんはノマドワーカーについてこう表現していました。

ノマドワーカーは会社という場を捨てた人ではない。
会社という与えられた場以外でも、ちゃんと居場所を作り出せること。

ノマド=自由

とイメージ先行で安易に考えていて、恥ずかしくなりました。

いざ会社を辞めて居場所を作れるか?っていうと、簡単にできるものではありませんよね。

さらに、居場所を作るための力ということで、以下のような文がありました。

会社が潰れても居場所をつくるための力
相手のニーズに合わせて価値を生み出す力が必要
会社の中で活躍できるようになってくると、自分は価値を生み出せる、と勘違いしがち。
この場合は、あくまで会社の中だけってことを忘れてはいけない。

あくまでも会社という看板があるから、活躍できてるって往々にしてあるってことです。

”個”としての力はまた別なんですよね。きっと。

このようなノマドワーカーも含め、働き方ってかなり多様化しています。

ライフスタイルに合わせてさまざまな働き方が選択できるようになってきているのは、喜ばしいことでが、MRはまだまだ多様化とはほど遠い気もします。

▼関連

MRが会社以外で居場所を作り出すために

この本にもあるようにサラリーマンがノマドになるためには、居場所を作る必要があります。

ぼく自身、それを考え続けていて、MRを辞めてすぐに居場所を作るって難しいと思うんですよね。

そこを悩んでいて、ひとつの答えが出ました!

それはMRとして働いているうちに居場所を作っていくということ。

ある意味、ノマドの下準備ですね。

詳しくは▼こちらの記事で書いています。

MRもノマドワーカーもあくまで手段

この本を読んで、ノマドワーカーというのはあくまでも手段だということに改めて気づきました。MRやサラリーマンと同じ、働き方のひとつの選択肢。

何かしら解決したいものや、実現したいことなどの目的があって、その手段のひとつとしてノマドワーカーという働き方があるというイメージです。

ノマドー=自由

このイメージが強いので、憧れがありましたが、自由には自己責任が付いてきます。

つまり……

ノマド=自由=自己責任

なんですよね。

どうしても「自己責任」の部分が切り落とされて「自由」にスポットライトがあたるので、勘違いしがち。

食べていけなくなるのも、稼げるようになるのも自分次第で、会社が面倒をみてくれるわけでもありません。

それを前提にしておかないと、ノマドに憧れて会社を辞めたはいいけど、なにしよう・・ってことになりかねない。

独身ならまだしも、家族がいてそんな状態になったら、目も当てられません。

そのことを大前提にしながら、MRとして働いているうちに一生をかけて実現したいライフワークを見つけて、下準備を進めるのがこれからの働き方として生き残るポイントになると予想しています。

これからは、仕事も遊びも垣根がなくなっていくといわれているので、割り切らずに柔軟に考えてくとアイディアはできてきそう…

MRは特に「MR」×「〇〇」なんていくらでもあり得るので、MRと自分の趣味興味のあることを掛け合わせるだけでもおもしろそうですね。